<職種NAVI④>【学生支援担当(学生課)の仕事】 | 教育人財バンク

学生支援担当(学生課)の仕事

学生支援担当とは?

学生支援担当は、学生の生活を入学から卒業までの様々な場面でサポート・支援を行います。学内で落とし物をした時、学割の発行をしたい時、奨学金の手続きを行いたい時、駐輪場の手続きをしたい時、学園祭で出店をしたい時など、学生にとって身近な部署のひとつです。

主な業務内容

学生支援担当(学生課)の主な業務内容は以下の通りです。

1.学籍管理
住所や、出身高校、成績、履修している授業、保証人など、在籍している全学生の情報を厳重に管理します。

2.奨学金に関する業務
奨学金に関する手続きを行います。奨学金にも大学で提供しているものもあれば、日本学生支援機構をはじめとした外部機関が提供しているものなど様々な種類があります。学生一人ひとりの状況・ニーズに合わせて、学生課の職員が相談に乗ることとなるため、奨学金に関する知識は必要となります。

3.課外活動団体のサポート
課外活動団体は、基本的には「部活動」や「サークル団体」のことを指します。また、ボランティア活動団体や学園祭実行委員会、学校の広報活動をサポートする学生スタッフなども、課外活動団体と呼ばれることがあります。学生が課外活動を行うにあたっては、団体設立届の提出、遠方で合宿を行う際には遠征・合宿届の提出、その他学内の施設を使用する際には施設使用届等の提出が必要になりますので、そのための窓口対応を行います。

4.障がい学生支援
学校には、様々な障がいを持った学生が在籍しており、その学生が学校生活を充実させ、将来社会で自立して活躍できるよう学内でサポートを行います。

業務に必要なスキルや資格、求められる能力

<必要なスキルや資格>
・資格:特に必要な資格はありませんが、カウンセリングや教育関連の資格があると有利です。
・ITスキル:データ管理やオンラインツールの使用に必要なスキルが求められます。
・マルチタスク能力:多岐にわたる業務を同時にこなす能力が求められます。

<求められる能力>
・コミュニケーション能力が高い人:学生や教職員と良好な関係を築ける人。
・サポート精神が強い人:他人のサポートに喜びを感じる人。
・社会貢献意識が高い人:学生の成長や社会への貢献にやりがいを感じる人。
・堅実でミスが少ない人:細かい業務を正確にこなせる人。

<将来のキャリアアップ>
・専門職への進化:カウンセラーやキャリアアドバイザーとしての専門性を高める。
・管理職への昇進:経験を積むことで、学生課のリーダーやマネージャーとしての役割を担うことができます。
・他の教育機関や企業への転職:広報や企画部門など、他の部署でのキャリアを築くことも可能です。

代表的な転職事例

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