<職種NAVI⑭>【大学教員の仕事】 | 教育人財バンク

大学教員の仕事

大学教員とは?

大学教員は、大学教員の仕事は、大きく分けて「専門分野の研究」、「学生への指導」、「大学の管理・運営」の三つがあります。専門分野の講義はもちろん、実験・実習などの指導や論文作成の指導も行います。また、専門の研究を論文にまとめて、学会などで発表することも大きな仕事です。大学には付属の研究所、付属病院、農場や植物園などの施設があり、こうした施設で研究に専念している大学教員もいます。さらに、教授会や入試など、大学運営に関する各種委員会に参加する場合もあります。教員免許などは不要です。

主な業務内容

大学教員の業務内容は、学校の規模や種類によって異なりますが、一般的な仕事内容は以下となります。

1.授業・指導
・自分の専門分野に関する授業を担当します。これには講義やセミナー、実習などが含まれます。
・学生の基礎学力を高めると同時に、思考力や判断力、表現力などを向上させる手助けをします。

2.研究活動
・自身の専門分野で研究を行います。研究成果は論文や学会で発表されます。
・研究によって学問の進歩に寄与します。

3.学生指導
・学生の進路相談やキャリアアドバイスを行います。
・学生の学業や研究活動をサポートします。

業務に必要なスキルや資格、求められる能力

<必要なスキルや資格>
・学位について:修士号以上(できれば博士号)を取得していることが望ましい。 ・専門分野での豊富な実務経験や必要資格、教育経験、研究業績等のいずれかを持つことが重要です。
・教育方法の理解:教材の選定や授業の進め方を理解していることが望ましいです。

<求められる能力>
・コミュニケーションスキル:学生と円滑にコミュニケーションを取る能力が求められます。
・情熱と熱意:自分の専門分野に対する情熱を学生に伝えることができる人が向いています。
・忍耐力:学生の理解度に合わせて丁寧に指導できる忍耐力が求められます。

<将来のキャリアアップ>
・研究の継続と成果発表:自身の専門分野での研究を継続し、成果を論文や学会で発表することで、専門性を高めていきましょう。
・学生指導の向上:学生の指導力を高めるために、教育方法や学生サポートのスキルを磨いていくことが大切です。

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